薄毛診療所成分辞典

亜鉛の育毛効果と髪に与える影響

亜鉛を豊富に含んでいる牡蠣

亜鉛を豊富に含んでいる牡蠣

亜鉛はいろんな効果があるため、様々なサプリメントに配合されています。その中でもとくに気になるのが、亜鉛を摂ると髪が生えてくるといった育毛効果です。今回は亜鉛の育毛効果と髪に与える影響を調べてみました!この記事を見れば亜鉛の効果と注意点が理解できてあなたの育毛のお役に立つはずです!

亜鉛が髪に与える影響

亜鉛はタンパク質の合成に深く関わっており、細胞分裂を促進する非常に重要なミネラルです。これが亜鉛に育毛効果があると言われている根拠ですね。亜鉛が不足している亜鉛欠乏症の人の髪は毛髄がなくなり、髪が細くなっていたそうです。毛髄とは髪の芯の部分で薄毛患者は毛髄がないと言われています。

参照元:後天的亜鉛欠乏症における毛髪および爪甲内亜鉛

亜鉛は髪を合成する際に必要で、健康な人の髪を検査してみると高濃度の亜鉛が含まれていました。亜鉛は髪の材料になったり細胞分裂を促進したりと、髪に与える影響は大きいようです。また、亜鉛を一日15mg摂取したところ育毛効果が見られたという試験結果もありました。

亜鉛の副作用

亜鉛は育毛に欠かせない成分だとわかりましたが、副作用の心配もあります。亜鉛を摂りすぎると、めまいや頭痛などの症状がでるようです。また、亜鉛は鉄分の吸収を妨げてしまうので、貧血の症状が起きる心配もあります。

ですが、亜鉛の摂取上限は成人男性ですと50mgとよほどのことがない限り心配する必要はなさそうです。50mgの亜鉛はおよそ1.7kgの鶏もも肉を食べてやっと摂取できます。食事からこれだけの量の亜鉛を摂取することは不可能なので、副作用はほとんどないといっていいでしょう。

ただ、亜鉛のサプリメントを飲んでいる方は話が別です。DHCの亜鉛サプリメントは一粒15mgの亜鉛を配合していますので、4粒飲むだけで過剰摂取の危険があります。亜鉛のサプリメントを飲まれている場合は摂取目安量を必ず守り、できれば食後に飲むようにしましょう。

亜鉛が髪に与える影響まとめ

ほぼ全ての育毛サプリメントに亜鉛が配合されていることからでも亜鉛が育毛に有効だということがわかりますね。また亜鉛は男性機能を正常に維持したり、味覚を維持するのにも必要な栄養素ですので、積極的に摂取するようにしたいですね。亜鉛だけでは髪の栄養は不十分ですので、バランスのいい食事もお忘れなく!

  • 亜鉛は髪を合成したり、細胞分裂を促進したりと重要な栄養素
  • 亜鉛が不足すると薄毛になる
  • 亜鉛サプリメントを飲むときは摂取目安量に注意して!

ミノキシジルの効果のすべて!効果がでる期間と確率は?

薄毛対策の定番と言えば、そう!!

「ミノキシジル」

日本で唯一効果が厚生労働省から認められているリアップの主成分でもあり、全国のAGAクリニックがプロペシアと並んで処方する医薬品でもあります。ミノキシジルには高い発毛効果があるとされていますが、実際のところあるのでしょうか?その根拠は?

今回はミノキシジルの効果と結果が出始めるまでの期間や確率をご紹介していきます。

ミノキシジルの効果【決定版】

そもそもミノキシジルは発毛目的として開発された医薬品ではありません。もともとは高血圧患者の血圧を下げるために開発された降圧剤です。臨床試験後、被験者がミノキシジルをなかなか手放そうとしないので、調べてみるとミノキシジルには多毛症という副作用があることが判明しました。今現在、薄毛対策で使われているミノキシジルは降圧剤の副作用を利用したものだったんです。もとは降圧剤だったミノキシジルは、循環器系に作用して発毛させます。

そのミノキシジルの効果は二つです。

  • 血管を拡張させ、血流量を増やす
  • 毛乳頭の遺伝子を刺激し、活性化させる

ミノキシジルの血管拡張作用

ミノキシジルは体内で代謝されて初めて効果を発揮します。ミノキシジルの効果に個人差があるのはミノキシジルを代謝する酵素の量に個人差があるからなんですよ。 代謝されたミノキシジルは血管の開閉スイッチであるカリウムチャンネルを刺激、スイッチ開状態になり血管が拡張されていきます。

血管が拡張されると、血流量が増えて毛乳頭へ運ばれる血液も増加します。毛乳頭が元気になることで発毛が促進されます。これが一つ目の発毛効果のロジックです。

ちなみにミノキシジルの血管拡張作用は動脈にしか作用しません。ということは体内の静脈と動脈のバランスが崩れてしまうわけです。低血圧の人が使用すると危険ですので注意が必要です。

ミノキシジルの効果でよく挙げられるのがこの血管拡張作用です。ですが、これだけだと他の降圧剤と何ら作用は変わりません。発毛効果がみられたのは降圧剤の中でミノキシジルのみ。そこでミノキシジルには血管拡張以上の発毛作用があると予測されます。

それが、ミノキシジルによる毛乳頭の活性化です。

ミノキシジルの毛乳頭活性化作用

ミノキシジルには最近の研究による毛乳頭を活性化させる作用があることがわかっています。毛乳頭は毛母細胞に向けて発毛因子を放出しており、発毛因子が毛母細胞に作用することで発毛します。ただ、ミノキシジルによって活性化していることは確かなのですが、そのメカニズムはいまだに解明されていません。

その中でも徳島大学皮膚科の荒瀬誠治教授が提唱されている理論によると、毛乳頭表面にある遺伝子を刺激して、成長因子を産生させているそうです。実際にミノキシジルをつけた毛乳頭は発毛因子の発現率が増えることが確認されています。

ミノキシジルの効果はまだ未知数の部分もありますが、効果があるのは周知の事実です。まぁ、効果あればそれでいいんです。

ミノキシジルの効果が出始める期間は?

ミノキシジルの効果が出始めるのは早い人で3カ月目、通常は6カ月目です。ただし、塗るミノキシジルと飲むミノキシジルでは効果が出る速度が違います。飲むミノキシジルの方が効果がでる速度が速く、2、3週間で髪に何らかの変化が起きることもざらにあります。

塗るミノキシジル(リアップなど)も髪にコシが出た、抜け毛が減ったなどの軽い変化であれば、3カ月ごろから感じ始める人も多いようです。ただ、本格的な効果が発揮されるのは4カ月目からですね。6カ月以降から、効果が大きくでることはありません。

使用中止の目安は6カ月間ミノキシジルを使ってみてからですね。もし何の効果もなければ使用を中止しましょう。

ミノキシジルの効果が出る確率

使用するミノキシジルの種類や薄毛の状態によって違いますが、平均して9割の方に何らかの効果があるようですね。ミノキシジルを5%配合している「リアップX5プラス」の臨床試験によると6カ月の使用で、92%の人に効果がでています。

ただ、効果の程度はまちまちでちょっとだけ改善した人が40%、ある程度改善したが薄毛だとまだばれるレベルが50%、薄毛が完全に改善した人が2%です。

ミノキシジルで薄毛が完治した人はたったの2%∑(゜∀゜)

ミノキシジルを使うことで何らかの効果はあると思いますが、ミノキシジルだけで薄毛を改善できる確率はかなり低いです。フィナステリドなどの5αリダクターゼ阻害剤と併用するとさらに効果は上がります。

ミノキシジルの濃度が高くなると効果も高くなる?

国内で購入できるミノキシジルと言えば、1%配合のリアップや5%配合のリアップX5プラスなどがあります。海外まで手を伸ばすと、リアップX5プラスの5倍のミノキシジル15%配合しているポラリスNR-09という、最強クラスの育毛剤もあります。ではミノキシジルの濃度が高くなると効果も高くなるのでしょうか?

なります(`・ω・´)キリッ

医薬品には用量依存性というものがあって、濃度と効果は比例することは一般的です。大正製薬がリアップをもとにした臨床試験ではミノキシジルを1%含む通常のリアップより5%のリアップx5の方が効果が高いことが明らかになっています。通常のリアップで発毛させた場合1㎠当たり17.2本だったのに対し、リアップX5は23.7本の発毛がみられました。ミノキシジルの濃度が5倍でも効果は5倍にならないようでが、効果が高くなるのは間違いないです。

ただし、副作用も濃度と比例して強くなります(´・ω・`)

また、ミノキシジルの場合は濃度が高くなるごとにべたつきが増し、頭皮に浸透しずらいという欠点もでてきます。極めつけはリアップの開発当初の治験では、ミノキシジルの1%と2%では効果の差があまりなかったため、リアップのミノキシジルの配合量が1%に決定されたという経緯もあります。

ミノキシジルの濃度については個人差がありますが、私の感覚では5%ぐらいが効果と副作用のバランスがとれていてちょうどいいと思います。頭皮が外国人並に頑丈だという自信があるなら別ですが…(-_-;)

ミノキシジルの効果まとめ

ミノキシジルの効果は血管拡張だけでなく、毛乳頭を活性化させることで発毛させることです。効果があるのは確かなのですが、ミノキシジル単体の薄毛対策は大きな改善を望めないようです。育毛サプリ、フィナステリドなどと併用するとよいでしょうね。

  • ミノキシジルは血管拡張と毛乳頭活性化の効果がある
  • ミノキシジルの効果は6カ月をめどに現れる!
  • 効果が出る確率は90!

ノコギリヤシの育毛効果まとめ!フィナステリドどっちが効果高い?

薄毛を治したい!でもフィナステリドは副作用が怖いから使いたくない…

そんな時、ノコギリヤシの育毛効果が気になりますよね!ノコギリヤシは北米産のヤシ科の植物で、ヨーロッパなどでは前立腺肥大の対処策としてノコギリヤシが広く使われてきました。ドイツでは軽症から中程度の前立腺肥大に有効性が認められています。

んなことより、ノコギリヤシの育毛効果を教えろよ(#゚Д゚)!

いえいえ、実は前立腺肥大と薄毛は深く関係しているんです。そこのところを踏まえてノコギリヤシの育毛効果を解説していきます。また、AG治療薬であるフィナステリドとノコギリヤシの効果を検証した臨床試験もご紹介します。

ノコギリヤシの育毛効果

ノコギリヤシには抗アンドロゲン作用といって、脱毛の原因であるジヒドロテストステロンを抑制する効果があります。ジヒドロテストステロンは体内のテストステロンが、毛乳頭に存在する5αリダクターゼと結びつくことで合成されます。ノコギリヤシは5αリダクターゼを阻害することで、ジヒドロテストステロンを抑えることができるのです!

それがどうしたの?

という方にもう少しノコギリヤシの効果を説明します。男性の薄毛の90%はジヒドロテストステロンが原因です。ジヒドロテストステロンとは男性ホルモンの一種で、毛乳頭に働きかけて脱毛させている育毛の敵です。通常、毛乳頭は発毛の命令を毛母細胞に出しているのですが、ジヒドロテストステロンの作用で脱毛の命令に変更されてしまいます。つまり、ジヒドロテストステロンを抑えることができるノコギリヤシは薄毛の進行を遅らせることができるといわけですね!

ノコギリヤシの効果は薄毛治療に使われるフィナステリドと同じ効果を持っているとされています。フィナステリドもノコギリヤシと同様に、5αリダクターゼを阻害する効果があるとされています。ノコギリヤシには医薬品と同様の効果があるので、育毛に効果的だといわれているんです。

あと、ノコギリヤシには女性ホルモンと似た働きをする、エストロゲン様作用があることがわかっています。女性ホルモンはジヒドロテストステロンの働きを抑えますから、これもまた育毛に効果的ですね。

効果実証済み?ノコギリヤシの臨床試験結果!

ノコギリヤシの効果についてはすでに世界中で臨床試験が行われています。数々の試験結果によるとジヒドロテストステロンに何らかの作用があることは間違いないようです。ノコギリヤシの効果を調べていくうちに19件の臨床試験結果を見つけましたが、19件中17件がノコギリヤシ効果が証明されていました。なんとノコギリヤシの臨床試験の累計被験者は約7210人と膨大でして、これだけのデータがあればノコギリヤシの効果は信頼できそうですね。

また、ノコギリヤシサプリメントを使った臨床試験も行われています。最近の試験は育毛サプリで有名な「BOSTON」で有名な株式会社エスロッソさんが福岡三井中央クリニックと共同で行った試験があります。その試験ではノコギリヤシ含有サプリメントを10名の被験者に5週間服用してもらい、ノコギリヤシの育毛効果を検証しました。試験結果は被験者の毛髪が太くなり、抜け毛が減少したことが確認されました。

ノコギリヤシとフィナステリド効果比較

AGAクリニックでの薄毛治療はジヒドロテストステロンを抑えるフィナステリドの処方が基本です。フィナステリドはノコギリヤシと同様の効果がありますが、副作用の心配があり、海外ではポストフィナステリド症候群といってフィナステリドの後遺症に悩まされている方もいます。できれば、副作用の少ないノコギリヤシで薄毛治療をすることがベストですよね。

ノコギリヤシとフィナステリドのどっちが効果高い?

それを検証するために臨床試験が行われました。100名の軽度~中等度のAGA患者を2つのグループに分け、それぞれにノコギリヤシ320mgとフィナステリド1mgを2年間毎日飲んでもらいました。結果はノコギリヤシでは被験者の38%に育毛効果が確認され、フィナステリドは66%の被験者に育毛効果がみられました。やはり医薬品のフィナステリドの方が育毛効果は高いようですね。

また、フィナステリドは前頭部と頭頂部での薄毛改善が確認されましたが、ノコギリヤシでは頭頂部での薄毛改善しかみられませんでした。

ノコギリヤシとフィナステリドの比較実験から、ノコギリヤシは38%で薄毛を改善する効果を頭頂部で発揮し、フィナステリドは副作用の心配はあるが66%の確率で前頭部と頭頂部の薄毛を改善するということになります。

ノコギリヤシの育毛効果まとめ

  • ノコギリヤシにはジヒドロテストステロンを抑える効果がある!
  • ノコギリヤシの効果は試験で実証済み!
  • ノコギリヤシの作用には女性ホルモンとにた働きも!

センブリに育毛効果があるって本当!?効果を徹底検証

和漢として知られているセンブリは育毛剤によく使用される成分の一つでもあります。センブリはとても苦いことが特徴で、千回振ってもその苦みがとれないことからセンブリという名前が付きました。漢方薬としてのセンブリは効果があることは納得できますが、センブリに育毛効果があるって本当なのでしょうか?

今回はセンブリの育毛効果を徹底検証してまとめました。センブリに隠された驚きの育毛効果とは!?

センブリとは

センブリは古くから薬草として知られており、漢方にも多く使用され、ゲンノショウコ、ドクダミなどと並ぶ日本の三大民間薬と言われています。中国、朝鮮半島、日本に分布しており、日本では北海道以外の地域に広く分布しています。日当たりがよく、湿気が多い場所を好むことから山に生えることが多いです。

センブリの大きな特徴としてはその苦さ。最も苦いハーブともいわれ、センブリを煎じて作るセンブリ茶はこの世のものとは思えないほど強烈に苦いです。罰ゲームなどでセンブリ茶が使われるほどなので、興味本位で飲んでしまうと後悔する結果になります(笑)

センブリの育毛効果まとめ

センブリはチャップアップやブブカなどの有名な育毛剤にも配合されている有効成分です。有効成分とはその効果を国から保証された成分のことですね。センブリも国からその効果が認められている成分ということになりますね。ちなみに有効成分を含んでいないと医薬部外品として販売することができず、薬用とも表記することができません。

また、センブリと一言とでいってもさまざまな成分から構成されています。スウェルチアマリン、アロマゲンチン、アロマスウェリンなどのセンブリ独自の成分が多く含まれています。そんなセンブリに期待できる効果は3つです。

  • 血行促進作用
  • 抗炎症作用
  • 細胞増殖因子促進作用

言わずと知れた血行促進作用

センブリエキスといったら血行促進、血行促進といったらセンブリエキスです。センブリに含まれているスウェルチアマリンは血行を促進する作用があり、頭皮の血行が促進すると毛乳頭に栄養がしっかり供給されます。毛乳頭に栄養が行きわたると発毛を促進できるというわけです。

ちなみにスウェルチアマリンはかなりの苦み成分で、センブリが苦いのはスウェルチアマリンが多く含まれているからなんです。

抗炎症作用で頭皮のかゆみを抑える

センブリにも一応、抗炎症作用があります。頭皮が炎症を起こしていると脱毛の原因になりますからこれはうれしい効果。抗炎症作用に関してはグリチルリチン酸などには劣りますが、副次的な効果として期待できます。

センブリには細胞増殖因子を増やす効果が!?

細胞増殖因子というものをご存知ですか?成長因子って言ったりもしますね。毛乳頭からでた細胞増殖因子は毛母細胞が受け取り、細胞分裂します。毛母細胞が分裂する=発毛する(´∀`*)

すごいじゃないですか、センブリ。

でもなんか怪しいですよね。そこら辺の山に生えている野草に細胞分裂を増加させる効果があったりしたら再生医療なんていらなくなってしまいます。ところが特許庁を調べてみたらセンブリの細胞増殖因子促進作用が登録してありました∑(゜∀゜)

チライトからの抽出物、アマロゲンチン及びアマロスウェリンのうち少なくとも1つを有効成分として含有することを特徴とする毛乳頭細胞増殖促進剤。

引用元:http://astamuse.com/ja/published/JP/No/2008280308

チライトとはセンブリの別名で、アロマゲンチンとアマロスウェリンはセンブリの主成分です。遅るべきセンブリ。センブリには

なんとこの効果、発毛効果が認められているミノキシジルの主な効果だったりします。つまりですよ…

センブリはミノキシジルと同じ効果がある!?

∑(゜∀゜)

ミノキシジルとセンブリの比較については後述しますが、今のところはセンブリのは育毛効果が高いと言えます。数々の育毛剤に配合されていることも納得のラインナップです。実際にヨーロッパでは効果が高いと認定されて医薬品にも分類されているんですよ。

センブリとミノキシジルはどちらの効果が高い?!

さて、センブリには血行促進や細胞増殖作用などの効果がわかりましたが、ミノキシジルと比べての効果はいかがなものでしょう?

ミノキシジルはもともと血圧降下剤として開発された医薬品で、血管を拡張させる力があります。血管が拡張すると血流は増加しますから毛乳頭に栄養もいきわたります。また、ミノキシジルにも毛乳頭が発する発毛因子を増加させる力があると認められています。こう見るとセンブリと効果がそっくりですね(´・∀・`)

で、どっちの効果が高いというと…

ミノキシジルが圧倒的に強いです

なぜならミノキシジルは血管のカリウムチャンネルというところに作用し、血流を半強制的に増大させます。センブリはじんわりと血流を促進しますから、ミノキシジルには太刀打ちできないのです。また、現時点では発毛させる力が一番強いのはミノキシジルというのが発毛クリニックでも常識。

センブリだめじゃん(´・ω・`)

と思う前にもうちょっとだけ聞いてください!センブリは強力な効果がない代わりに、副作用がありません。ミノキシジルが心配されているのはその副作用の強さ。血圧の低下や動悸などを訴える人が多数いらっしゃいます。

また、ミノキシジルは服用を中止すると、今まで生やしてきた髪がすべて抜けてしまうという欠点も!!いわゆるリバウンドですね。センブリはじっくりと体質から変化させていく体にやさしい効果ですので、リバウンドの心配も少ないです。長期的なスパンで考えるとセンブリの方が優れていますね!!

センブリの育毛効果まとめ

  • センブリには血行促進、細胞増殖促進などの育毛効果が!
  • センブリよりもミノキシジルの効果のほうが高い!
  • ただ、長期的なスパンを考えるとセンブリの方が優秀!

万能育毛成分「リデンシル」の効果とは!?

リデンシル

リデンシル

キャピキシル、ピディオキシジルに続いて4月1日に発表されたのが

「リデンシル」

すでに「Deeper3D」や「バイタルウェーブスカルプローション」に配合されていますが、実際の効果はいかがなものなんでしょう?

今回はリデンシルの効果を検証しました。

  • ミノキシジル2倍というリデンシルの育毛効果は真実か?
  • リデンシルとキャピキシルの違いは?
  • リデンシルに副作用はないの?

リデンシルってなんぞや?

リデンシルとはスイスの化粧品原料メーカーINDUCHEM社が開発したミノキシジルの後継成分です。このINDUCHEM社はスキンケアの原料を主に販売しているメーカーのようですね。

ここら辺がキャピキシルと似ています。キャピキシルも化粧品原料メーカーであるルーカスマイヤー社が開発していますからね。リデンシルとキャピキシルの違いが気になるところです。

また、キャピキシルと同様に、リデンシルもいくつかの原料を混ぜ合わせて製造された成分です。

リデンシルの原料

水、グリセリン、ピロ亜硫酸Na、グリシン、塩化亜鉛、セイヨウアカマツ球果エキス、チャ葉エキス
参照元:http://matsumoto-trd.com/product/pdf/02/gogai/g5.pdf

キャピキシルとは違い6種類の成分を混ぜ合わせているようです。ただ、世界的な化粧品原料展示会で「銀賞」を受賞していることから、効果は認められているのでしょうね。(キャピキシルは銅賞)

リデンシルの効果は?

メーカー発表によるとリデンシルには三つの効果があります。

  1. 線維芽細胞を活性化させ、毛髪を定着化させる
  2. バルジ領域(幹細胞)を活性化させる
  3. 頭皮の炎症を抑える

それらリデンシルの3つの効果を見ていきます!

線維芽細胞を活性化させ、毛髪を定着化させる

リデンシルに含まれるジヒドロケルセチングルコシドには線維芽細胞を活性化する効果があります。線維芽細胞とはコラーゲン・ヒアルロン酸などを合成し、皮膚の最深部である真皮を作りだす細胞のことですね。

毛乳頭に存在する線維芽細胞にはもう一つ重要な役割があります。それは、

「毛乳頭の細胞外マトリックスを合成する」

細胞外マトリックス??(´・ω・`)

育毛では見かけない用語ですが、近年の研究でとても重要な物質だということがわかりました。細胞外マトリックスとは簡単にいうと細胞の間に存在する接着剤みたいなものですね。毛乳頭細胞は皮下細胞とは別の細胞なので細胞外マトリックスで引っ付けてあげる必要があるんです。

つまり細胞外マトリックスが増えると毛乳頭細胞が強く頭皮に接着されるということになります。実際に、自毛植毛をした際に細胞外マトリックスを注入することで、その後の定着率が上がったという研究結果もあります。

説明が難しくなりましたが、リデンシルの効果の一つ目はこうです。
「細胞の接着剤を作る繊維芽細胞を活性化することで毛髪を定着化させる」

これは脱毛を予防するというリデンシルの守りの育毛効果ともいえますね。

バルジ領域(幹細胞)を活性化させる

リデンシルには線維芽細胞のほかにバルジ領域も活性化させます。バルジ領域とは毛乳頭細胞より浅い場所にある幹細胞のことで、発毛因子をだす役割をもっています。髪が生える一番最初の段階を担っている細胞です。

髪が生えるのは三段階

  1. バルジ領域が発毛因子を出す
  2. 毛乳頭細胞が発毛因子を受け取り、毛母細胞を活性化させる
  3. 毛母細胞が細胞分裂することで髪が生える(゜∀゜)

この第一段階を活発にすることでリデンシルは発毛を促進させていくのです。一説によるとバルジ領域が破壊されると二度と髪が生えてこないのだとか…((((;゚Д゚))))

あと、バルジ領域はヘアサイクルに関係なく発毛因子を分泌しているため、毛乳頭細胞が完全に死滅していない限り発毛を促進させます。休止期に移行した髪でも関係なく成長期に移行させてくれるありがたい存在です。

つまりリデンシルには休止期の毛髪に発毛指令を出して、成長させてくれるんです。細胞マトリックスが守備だとするとバルジ領域は発毛を加速する、リデンシルの攻めの効果ですね。

頭皮の炎症を抑える

リデンシルには頭皮の炎症を抑える力があります。

厳密にはリデンシルのEGCG2が炎症を伝達する伝達物質(IL-8)を抑えます。細胞に炎症が発生するとIL-8という伝達物質がでます。この伝達物質は炎症のダメージを拡大させてしまうので、できれは出てきてほしくない存在です。

そんな伝達物質を抑えて、炎症のダメージを和らげてくれる効果がリデンシルにはあるのです。建物内で火事が発生したときに防火扉を閉めて被害の拡大を防ぐのに似ていますね。その防火壁の役割をするのがリデンシルといったところでしょうか。

炎症を抑える効果はリデンシルの回復効果といったところですかね。

リデンシルの効果まとめ

リデンシルには攻撃、守備、回復の三拍子の効果があり、銀賞を受賞したことにも納得です。リデンシルが含まれている育毛剤は今のところ「Deeper3D」と「バイタルウェーブスカルプローション」のみですが、今後増えていく可能性大です!

  1. 【リデンシルの守備効果】毛乳頭細胞の接着材を強化して抜け毛を防ぐ!
  2. 【リデンシルの攻撃効果】発毛因子を出すバルジ領域を活性化し発毛を加速!
  3. 【リデンシルの回復効果】頭皮の炎症を抑えてダメージを防ぐ

キャピキシルの効果を検証してみた

ミノキシジルを超えた育毛成分とされるキャピキシル。

ミノキシジルの三倍の効果!

それでいて、副作用がないというじゃないですか。
本当ですかね?
もし本当であればTVなどでもっと取り上げられてもいいはず…

キャピキシルを作り出した化粧品メーカーであるルーカスマイヤー社が行った臨床試験の報告書を元に効果を検証していきたいと思います。

キャピキシルとは

キャピキシルとはルーカスマイヤー社が実用化した育毛成分ですね。
その中身はレッドクローバーとアセチルテトラペプチド-3をミックスしたものです。

日本ではレッドクローバーは化粧品扱いとなるため、先にまつげ育毛剤やマスカラなどに配合されていました。その結果、まつげがボリュームがアップしたという声が多かったため、育毛剤にも使われ始めたわけです。

ミノキシジルの3倍!?その効果とは

キャピキシルがミノキシジルを超えたと言われる理由、それは

ミノキシジルとフィナステリドの作用を併せ持っているから

キャピキシルには以下の三つの効果が確認されています。
・DHTを抑制する
・頭皮の炎症を抑える
・毛乳頭細胞を活性化させる

DHTを抑制する

テストステロン(男性ホルモン)と5αリダクターゼと結びつくことで脱毛の原因であるジヒドロテストステロンは発生します。つまり、5αリダクターゼを阻害すればジヒドロテストステロンが発生せず、毛が抜けにくくなるというわけです。

キャピキシルのDHT抑制作用を検証するために、5αリダクターゼを試験管に発生させ、キャピキシルの成分であるビオカニンAを加える実験が行われています。また、比較対象として緑茶のカテキンが使用されています。

試験結果を見てみると

・キャピキシルの成分は5αリダクターゼの1型を64%、2型を93%阻害しています。
・カテキンは1型を11%、2型を5%阻害しています。

比較対象がカテキンなので効果を正確に測ることはできませんが、DHTを抑制することは確かのようです。

DHTを抑制する医薬品としてプロペシアがありますが、プロペシアが阻害する5αリダクターゼは2型のみです。1型の5αリダクターゼも阻害するキャピキシルはプロペシアより一枚上手だと言えますね。

頭皮の炎症を抑える

薄毛の原因として頭皮の炎症があります。多くの育毛剤に抗炎症作用をもつグリチルリチン酸が含まれていることからも、抗炎症の重要性がうかがえます。

実験の結果、ステロイド系抗炎症薬である「デキサメタゾン」よりもキャピキシルの方が抗炎症作用が強い事が判明しました。また、原料であるレッドクローバー単体よりもアセチルテトラペプチド-3 を配合させているキャピキシルは相乗効果で効果が高まることも証明されました、

・医薬品であるデキサメタゾンは炎症物質を17%抑えた
・キャピキシルの原料、レッドクローバーは20%の炎症物質を抑えた
・キャピキシルでは炎症物質を48%抑えた

抗炎症薬であるデキサメタゾンよりも高い数値をだしたキャピキシルは抗炎症作用も期待できます。
ほとんどの育毛剤に配合されているグリチルリチン酸よりもキャピキシルの方が効果が高いと推測できます。

寝ている毛乳頭細胞をたたき起こす

ミノキシジルの効果は血管を拡張して、血流を促進すること。
そして、休止状態になった毛乳頭細胞を活性化させること。
休止状態にある毛乳頭細胞に残された役目はさっさと脱毛することなので、休止状態の毛乳頭細胞を活性化させることで、発毛させるわけです。

ミノキシジルと同様にキャピキシルにも休止状態にある毛乳頭細胞を活性化させ、発毛させる効果が確認されています。

キャピキシルを5%配合したローションを4カ月間塗布し続けて、休止毛の本数の記録をとる実験が行われました。比較対象は水とアルコールでできたプラセボローションです。

・プラセボローションは休止毛を23%増加させた。
・キャピキシル5%配合ローションは休止毛を29%減少させた

比較対象がミノキシジルではなくプラセボローションなので、ミノキシジルより効果があるかわ判別できませんが、ミノキシジルと同様の毛乳頭細胞の活性化は確かでしょう。

まとめ:キャピキシルはまだまだ発展途上

キャピキシルはまだまだ実用化されて日が浅い成分です。まだまだ、研究は始まったばかりで、第三者機関でのデータがないのが現状ですね。

また、ミノキシジルの3倍というのはただの宣伝文句だと思います。
ただ、ミノキシジルと同等かそれ以上の効果はあるのではないでしょうか。

今回の検証をまとめるとキャピキシルは

フィナステリド+グリチルリチン酸+ミノキシジル

のような成分だと感じました。