今やドラッグストアには育毛剤がところせましと陳列しています。その値段もピンからキリで10000円くらいするものから1000円でお釣りが帰ってくるものまで様々です。
「育毛剤に10000円は出せないけど4000円なら出せる」
はい、そんなあなた!!m9(゚∀゚)
やっぱりカロヤンプログレの効果が気になりますよね?副作用があるかどうかも気になります。
リアップには手を出せないけどカロヤンくらいなら買える!!という方に私が検証したカロヤンプログレの効果を解説していきます。リアップとの比較なんかもしたのでよかったらご参考あれ~
カロヤンプログレの効果
カロヤンプログレには5つのラインナップがあり、ラインナップごとに効果が若干違います。ですが、有効成分は共通しており、この有効成分がカロヤンプログレの効果のほとんどです。その有効成分は2つ。
- カルプロニウム塩化物(医薬成分)
- チクセツニンジンチンキ(生薬)
とくに医薬成分のカルプロニウム塩化物には期待できますね。カロヤンプログレが第3類医薬品なのは、有効成分のカルプロニウム塩化物が医薬品扱いだからなんです。それぞれの効果を見ていきます。
【エース】カルプロニウム塩化物の効果とは!?
カルプロニウム塩化物には毛細血管を拡張し、血行を促進する作用があります。もとはフロジン液という円形脱毛症に使われていた成分を育毛剤に流用したようです。
日本皮膚科学会が発表しているガイドラインによると、カルプロニウム塩化物による薄毛治療は推奨度C1になっています。推奨度がC1ということは、効果はあまり期待できないけど気休めならええんちゃうということですね。
カロヤンプログレだめじゃん!?(゜Д゜)
まあ、明確な発毛効果はいまだに実証されていませんからね~。ただし、血行促進効果は確かで、医療の現場でも用いられるくらいです。
カルプロニウム塩化物を使った実験によると、5人中3人に発毛、脱毛抑制効果があったんだそうです。また、別の実験では86人にカルプロニウム塩化物を24週間外用させたところ、ちょっとでも改善した人89.3%という結果に!!
ただ、これらの実験で使われたカルプロニウム塩化物は5%です。2%のカロヤンプログレにそのような効果があるかは未知数ですね。
チクセツニンジンチンキの効果
カロヤンプログレすべてのシリーズに共通する成分としてチクセツニンジンチンキという生薬があります。このチクセツニンジンチンキを含んでいる育毛剤はカロヤンプログレだけで、カルプロニウム塩化物といい何かとオンリーワンな育毛剤を目指しているようですね(笑)
チクセツニンジンは高麗人参の仲間ですが、その効果は逆です。高麗人蔘は新陳代謝を盛んにして血行を促進する効果があるのに対して、チクセツニンジンには食欲不振、解熱作用、胃痛に効くとされています。
???
なんでチクセツニンジンを含んじゃったんでしょう、カロヤンプログレ。そこまでオンリーワンを目指さなくていいのに。どうやらチクセツニンジンチンキには若干の消炎効果があるような、ないような・・・
カロヤンプログレの有効成分以外の成分は?
カロヤンプログレの有効成分以外の成分も見ていきます。めんどくさい方は読み飛ばしちゃって大丈夫です(`・ω・´)ゞ
カシュウチンキ
生薬の一つで、カロヤンプログレのオイリータイプのみに含まれます。効果は頭皮における皮脂の分泌を抑えることです。
ピリドキシン塩酸塩
別名ビタミンB6と呼ばれ、オイリータイプのみに配合されています。炎症を抑える効果があり、湿疹、脂漏性湿疹などを鎮める働きがあるようです。
ヒノキチオール
ヒノキの皮からとれることからこの名前がつきました。ドライ、オイリーどちらのタイプにも配合されています。抗菌性が強く、頭皮の悪玉菌に対して有効です。
パントテニールエチルエーテル
こちらのメルヘンな名前の成分もビタミンBの仲間で、ドライ、オイリーどちらのタイプにも配合されています。保湿性が高く、よく育毛剤に使用される成分ですね。それだけ効果に信頼が持てるということでもあります。
メントール
ス~とした感覚を与える清涼剤です。ドライとオイリーに配合されています。爽快感の他に、殺菌作用もあり、適度な量であれば血行促進効果も。
ジフェンヒドラミン塩酸塩
この成分はドライタイプのみに配合されていて、かゆみを抑える効果があります。薬にも使われる成分で、かゆみ抑制作用には定評があります。
【まとめ】カロヤンプログレの効果
カロヤンプログレの効果をまとめるとすると・・・
血行促進して、血行促進して、そして、血行促進をする
それだけです。正直、男性の9割には目立った効果がないでしょう。
なぜならカロヤンプログレの成分、カルプロニウム塩化物には男性ホルモンをコントロールする力がないからです。
薄毛の悩みをもつ男性のほぼ9割は男性ホルモンが原因のAGAなので、カロヤンプログレには9割の男性に効果が低いということになります。カロヤンプログレで劇的な改善が見られたとの報告もないので、頭皮が見えているような重度の薄毛には効果が皆無でしょう。
ただ、円形脱毛症には効果が確認されていますから、円形脱毛症に悩まれているのなら一度使ってみる価値はあります。
また、くっきりとM字になっていない軽度の薄毛の方はカロヤンプログレくらいがちょうどいいです。あんまり効果が強すぎると副作用がでてきますからね(;´・ω・)
単独での効果は低いので、カロヤンプログレを使用される際はノコギリヤシを同時に摂取されることをオススメします。
え?そんなめんどくさいことしたくないですって?
であれば、同時摂取せずとも育毛効果が認められており、尚且つ副作用が出ない育毛剤を使いましょう。
因みに管理人がM字ハゲを克服した育毛剤は、従来の育毛成分よりも3倍の育毛効果があると期待されている次世代育毛成分を配合した育毛剤です。
その育毛剤の名は「フィンジア」
臨床実験で従来の育毛成分ミノキシジルよりも3倍の育毛効果が期待出来ると言われたキャピキシルと、副作用を抑え込む新スカルプ成分のピディオキシジルを業界最高濃縮で配合した人気の育毛剤です。フィンジアはトウガラシ等で有名なカプサイシンも同時配合することで、毛穴を広げて育毛成分をダイレクトで浸透するので生えてこないほうがおかしいくらい効果が高い育毛剤です。
カロヤンプログレはどのくらいで効果が出るのか
髪は3~5年くらいかけて生え変わります。これをヘアサイクルなんて言ったりしますが、男性型脱毛症を発症するとこのヘアサイクルが極端に短くなってしまいます(半年くらい)。だから育毛剤は半年を目安に使用してくださいと言われているんですね。強力な育毛剤でも効果がでてくるのは4ヶ月以上経過してからです。
ではカロヤンプログレはどのくらい使用すれば効果がでてくるのでしょうか?
これについてはカロヤンシリーズの「カロヤンアポジカ」で臨床試験が行われています。アポジカとプログレの成分はほとんど同じですので、参考になると思います。
臨床試験によると30人の薄毛患者に3ヶ月間カロヤンを外用させたところ、20%の患者に有効な効果があったそうです。また、違う臨床試験では6ヶ月間の使用で男性89.3%の患者に何らかの効果があったそうです∑(゜∀゜)
86 例の同症患者に 24 週間外用させたところ,その改善率は男性 26.7%,女性54.5%。軽度改善率は男性 89.3%,女性 90.9% であった
男性型脱毛症診療ガイドライン
改善率は20%と低いですが、6ヶ月間カロヤンプログレを使用すれば「産毛が生えてきた」「抜け毛が減った」などの効果は実感できそうですね。
6ヶ月使って効果がなかったらどうするの?
6ヶ月間カロヤンプログレを使ってなんの効果もなかったら、使用を中止された方がよろしいかと思います。臨床試験の結果によると6ヶ月が経過した後は改善率に変化はほとんどありませんでした。
要するに、
6ヶ月間使って効果がなかったら、その後も効果がない可能性が高い
ということですね。
失敗しないためのカロヤンプログレの選び方
カロヤンプログレは5種類あります。有効成分のカルプロニウム塩化物は変わらないので大きな違いはないのですけど、きちんと選ぶと頭皮のタイプに合わせた追加の効果が期待できます。
カロヤンプログレ一覧
ドライタイプとオイリータイプの違い
ドライタイプとオイリータイプの違いは、保湿がメインなのか、皮脂を抑えるのがメインなのかですね。ドライタイプは保湿を意識した成分を配合しており、オイリータイプは皮脂を抑えることに特化した成分を配合しています。
ドライタイプの特徴として保湿の他にもかゆみを抑えるジフェンヒドラミン塩酸塩を配合していることですね。ジフェンヒドラミン塩酸塩はかゆみ止めなどに使用されていて、高いかゆみ抑制作用があります。フケがよくでて、頭が痒い人に向いているカロヤンプログレです。
オイリータイプは皮脂の分泌量が多い人を対象としています。オイリータイプに配合されているピリドキシン塩酸塩は脂漏性湿疹などの治療にも使われていて、頭皮の皮脂の分泌を正常にする効果があります。また、生薬としてカシュウチンキが配合されていますが、皮脂の分泌を抑える効果があるとされています。頭皮がベタついている人はもちろんオイリータイプが向いています。
え、自分の頭皮のタイプがわからない?
しょうがないですね~(´∀`*)
自分の頭皮のタイプはあぶらとり紙があれば簡単にわかります。(なければ手でも)まず、お風呂上がりにしっかり髪を乾かします。乾かしてから30分くらい待ち、髪の生え際とつむじの2か所にあぶらとり紙(手)をあて、皮脂がつくとオイリー頭皮です。
1時間後にまた、あぶらとり紙を頭皮にあて、皮脂がつかない場合はドライ頭皮です。ここで皮脂がついたら普通の頭皮ですね~
普通の頭皮の方はかゆみが気にならない限り、オイリータイプを選べば間違いないです。ちなみに私はカッサカサのドライ頭皮。毎日がかゆみとの戦いですね。
プログレEXとプログレの違い
プログレEXとプログレの違いそれは
カルプロニウム塩化物が2%か1%か
ただそれだけ。その他の成分の種類・量はすべて同じです。カルプロニウム塩化物が1%から2%に変わると単純計算で効果は2倍ですが、まあ実際には1.5倍がいいとこだと思います。個人差はありますがね。
カルプロニウム塩化物が2%か1%かだけの違いですけど、値段には1000円の差がでます。いい商売してまんな~第一三共さん。ただ、カルプロニウム塩化物の有効性が報告されたのは2%だったので、基本的にプログレEXで問題ないでしょう。
カロヤンプログレジェルって何?オススメなのは?
カロヤンプログレにはローションタイプとは別にジェルタイプもあります。ジェルの特徴としては液垂れしにくく、ピンポイントに塗布できるということですね。円形脱毛症にオススメです。
ただ、有効成分であるカルプロニウム塩化物の配合量が少なく、その他の成分も少ないので、円形脱毛症以外の方は通常のカロヤンプログレを選ばれるとよいかと思います。
ただ、値段が2,160円とカロヤンシリーズでは安めなので、お試しで使ってみるのもアリだと思います。
まず、はじめにカロヤンプログレEXを使ってみよう!
カロヤンプログレですと、まず始めにプログレEXのどちらかのタイプを使用されることをオススメします。やはりカロヤンシリーズでEXが一番効果が期待できますからね。
カロヤンプログレEXでは効果が強すぎるという場合にカロヤンプログレに入れ替えるという使い方がベストです。
カロヤンプレグレをいろんな育毛剤と比較してみた。
カロヤンプログレの効果がどれほどか気になったので、3つの育毛剤と比較してみました。比較した育毛剤は「リアップ」「サクセス育毛トニック」「カロヤンシリーズ」です。
リアップvsカロヤンプログレ
厚生労働省が効果を認めているかいないか。
リアップに配合されているミノキシジルは発毛効果が数々の実験で証明されており、なかなか効果を認めることがない厚生労働省も効果を認めています。リアップは皮膚科の治療にも使われるくらい信頼されている育毛剤なんです。
リアップのCMでも「効く!!(´∀`*)」「生える!!∑(゜∀゜)」と水谷さんが言ってますよね。国が効果を認可しているので、このような表現も使うことができるんです。
対するカロヤンプログレのCMは「発毛促進」とぼかしています。つまり、リアップは毛が生える効果があり、カロヤンプログレは発毛を促すサポート的な効果しかないということです。
発毛(リアップ)>発毛促進(カロヤンプログレ)
というわけで、効果はリアップが高いという結果になりました。
ミノキシジルとカルプロニウム塩化物の効果の違い
リアップに含まれているミノキシジルは世界的に有名な育毛成分です。もはや薄毛治療のベーシックですね。そんなミノキシジルの効果は2つ、「血管を拡張し、血流を増やす」「毛乳頭細胞を活性化させる」。脱毛症治療ガイドラインでは推奨度Aと強く勧められています。
カロヤンプログレの有効成分であるカルプロニウム塩化物は血管を拡張する作用しかありません。ミノキシジルとくらべて効果が半減しているわけですね。
ただ、リアップがすべてにおいて優れているわけではなく、副作用が強いという欠点があります。とくにリアップを使用してかぶれる方が多く、その場合はリアップの使用を中断しなければなりません。
副作用の点ではカロヤンプログレに軍配があがります。カルプロニウム塩化物は副作用の心配が少なく、あっても頭皮がかゆくなる程度です。医薬品の分類的にはビタミン剤や目薬と同類ですからね(^_^;)
サクセス育毛トニックvsカロヤンプログレ
1000円以下で買えるお手軽育毛剤といえば?そう!「サクセス育毛トニック」ですね。
サクセスの特徴はなんといっても頭皮に噴射したときの爽快感。育毛トニックは化粧品会社各社が販売していますが、サクセスの爽快感は頭一つ抜けています。サクセスの爽快感の秘密は大量のエタノールとメントール、カプサイシンを含んているからです。ちなみにメントールとカプサイシンには頭皮の血行を促進する効果があります。
そんなサクセスの効果は「抜け毛予防」。カロヤンやリアップのように発毛ではありません。つまり、毛を生やすことを助ける力はないということですね。サクセスに期待できるのは今ある毛を守ることです。
サクセスの有効成分はt-フラパノンという成分ですが、その効果は「毛を太くすること」。また、髪が太くなることで、抜け毛の予防にもつながるといったところです。「男性型脱毛症診療ガイドライン」によると初期の薄毛であれば用いてもよいとなっています。
サクセスと同じt-フラパノン配合育毛剤の試験によると、6ヶ月の使用で毛髪が太くなり、20%の人に抜け毛が減少が見られました。どうやらサクセス育毛トニックはまだ毛がある人には薄毛予防として効果があるようですね。
ただ、発毛を促進する効果はありませんので、すでに抜け毛が気になっている人、薄毛の人には効果がありません。やはり効果が高いのは発毛を促進するカロヤンプログレです。
また、サクセスには「火気と高温に注意」と記載されていることから、アルコール系の成分が大量に使われていることが推測されます。アルコール成分は安価で、頭皮に成分を浸透させることに優れていますが、毛根に負担をかけ、毛乳頭細胞を破壊することが研究で明らかになっています。
薄毛の頭皮にサクセスは刺激が強すぎる
まとめると、サクセスには発毛効果がなく、うまくいっても毛を太くするだけ。サクセスを使って大丈夫な人は、まだまだ髪が健在で抜け毛を予防したいという人です。決してサクセスを使って髪は生えませんので注意してください。
今までの比較結果だと
リアップ(発毛)>カロヤン(発毛促進)>サクセス(抜け毛予防)
カロヤンガッシュvsカロヤンプログレ
今度はカロヤンシリーズで比較してみます。カロヤンガッシュは2004年に発売されたロングセラーの育毛剤です。そんなカロヤンガッシュとカロヤンプログレの一番の違いは
容量と値段
それだけです。どうやらカロヤンプログレEXオイリーはカロヤンガッシュをベースに開発されたようで、成分はほぼ同じです。カロヤンシリーズ共通の有効成分、カルプロニウム塩化物も同様に配合されているので、効果は同じと見て大丈夫です。
容量と値段の違いですが、カロやンプログレが新発売されるということで、カロヤンガッシュの120mlモデルが製造終了になっています。よって現在、カロヤンガッシュは240mlの大容量モデルのみです。容量はカロヤンプログレの2倍ですね。
そんなカロヤンガッシュの値段ですが、メーカー希望小売価格7200円、実勢価格5200円とカロヤンプログレEXより高いコストパフォーマンスを誇ります。カロヤンプログレは120mlで4320円ですからね(^_^;)
初めから240mlもあるカロヤンガッシュを買ってしまうと、肌に合わなかったときが怖いので、まずはカロヤンプログレを使い、よかったらカロヤンガッシュに移行するという形がいいと思います。
また、頭皮のかゆみが気になる方はカロヤンプログレをオススメします。カロヤンガッシュにはかゆみを抑える成分が配合されておらず、かゆみが気になる方はカロヤンプログレのドライタイプを使用したほうが効果が高いからです。
カロヤンはこんな人におすすめ
カロヤンの効果はぶっちゃけ低いです(-_-;)
ですが、リアップに比べて副作用の心配が少ないのと価格が手ごろなのが特徴ですね。
カロヤンを使うべき人はずばり!!
薄毛の初期段階で全体的に薄くなりかけている人
生え際が後退している人、ハゲ散らかっている人には効果不足ですので
M字が気になっている方は、フィンジアがおすすめですね。
私はM字ハゲの部分が目立っていたのですが、フィンジアを使い続けることによって……
くっきりM字だった部分にも結構な変化が見られ、気になる部分も目立たなくなりました。
実感が出来たからこそ、どの育毛剤を使おうかまだ悩まれている方にはフィンジアをお勧めします。
管理人一押しのフィンジアはコチラ
で、結局カロヤンってどうなの?
- カロヤンプログレには発毛効果はない!副作用もないがな!!
- 薄毛の初期段階、円形脱毛症などAGA以外には効果的!
- 生え際が後退してきた人、重度の薄毛にはカロヤンは効果ナシ!
- 朝起きると枕に抜け毛が何本もあった...
- 育毛剤を使っても何も変わらなかった...
- どの育毛剤が良いのかわからない...
- 頭のコンプレックスをなんとかしたい...